発送障害の息子と僕 〜その2〜

どうやら息子は発達障害らしい。

アスペルガー症候群のようだ。

 

数々の特性を鑑みて、発達障害関連の本を5冊ほど読破した。

読めば読むほど疑惑が確信へと変わる。

 

どうやら息子は発達障害らしい。

アスペルガー症候群のようだ。

 

多動や学習障害は今のところ見られない。だが、学校では教員の指示がすぐに通らず、周囲からワンテンポ遅れるらしい。

遅れても気にする様子はなく、ものすごく’マイペースな子'だと思われているようである。

また、突如、クラスメイトとハイテンションで騒ぎ始めたり、周囲の気を引くように調子の悪さをアピールしたり。

 

先日は放課後、クラスメイトとゲームをしたかったらしいのだが、その日は水泳があり、どうしたらよいのか混乱し、仕事中の妻に数十回も、しつこく泣きながら電話を掛け続けたこともあった。

 

家では2歳下の妹よりも聞き分けが悪く、何度注意しても、翌日、いや五分後には同じことをしてしまい怒られる始末である。

 

もし、息子が発達障害だとしたら....

将来を懸念するのと同時に、不思議と息子の奇行?が理解できる。

いや、本当の意味では理解できていないが、理解しなくてはいけない事が分かった。

 

そう、息子は発達障害であり、障害により特性が違うことを理解しなくてはいけないのだ。

 

だが、言って聞かせる事が困難な子の教育は、正直に言うとストレスが溜まるものである。

 

本を読む中で、「発達障害のある子と接する際は、外国人と接するイメージで。」と記載があった。

なるほど、文化や言語、感覚が始めから違うものだと認識していれば、ストレスも溜まらないというのである。

 

なるほど

 

なるほど

 

ん......?

 

我が子を外国人のように見て、外国人のように接するのか!?

どこにそんな親がいる!!!

実の子を外国人のように接する関係性の方がよっぽど異常だと感じるのは私だけだろうか。

ならば私は喜んでストレスを溜めよう。

 

もし、上記の接し方が発達障害児教育のセオリーならば、私は独自の教育を行うことにする。

 

今日はここまで。

最後までお読み下さりありがとうございました。